屋形船で充足感を味わうよろこび
私がはじめて屋形船に乗ったのは昨年の3月、会社の飲み会でした。別の用があって乗船時間ぎりぎりにいった私たちを他のお客さんたちはあたたかく拍手で迎えてくれました。ちょっと照れくさかったですが、少しほっとしました。よく見ると他のお客さんたちはもう飲み始めていてちょっといい感じ。私たちも席に座って早速飲み始めました。川を進んでいくと川面に浮かぶ綺麗な夜景。それにあわせて出てくる旬の料理。特に天ぷらは最高。お酒がどんどん進んでいきました。私たちの舟はお台場付近で停泊。デッキに出て夜景を眺めながら記念撮影。今度は彼女と来るのもいいかなって思いました。予算が少なくて宿泊代を浮かすため幹事が考えたのが屋形船での宴会職員旅行だった。もう20年も前になりますが、宿泊しないので大勢の職員が参加でき、しかも夏だったので結構水の上は爽快でした。カラオケとかもして結構盛り上がりました。船を一艘借りきっているので旅館にありがちな他のお客様への気遣いも必要なし。わが団体だけで思う存分騒ぐことができました。
宿泊しなくても、結構どんな年齢層も楽しめる屋形船は職員旅行にもお勧めの気がします。
屋形船は、日本の風景から絶対に消えて欲しくない歴史と風情の代表的な光景です。小さな旅路の中で、酒を酌み交わしたり、歌を歌ったり、それはたまに許された庶民の愉しみの方便なのです。わいわいがやがやでも良いし、外を見ながらのんびりゆっくりでも、それは、何をしても満たされた思いになれるのです。たまには、せわしなく忙殺されながちな日常を離れて、日本に生まれてよかったと実感できる時間を取り戻してみるのも良いのではないでしょうか。先日、知人に誘われて生まれて初めて屋形船に乗りました。初めて乗った屋形船はとても新鮮で、楽しい思い出になりました。屋形船にそれまで乗ったことがなかったので、あまりイメージがわかなかったのですが、船の中はとても楽しく、美味しい料理を食べながら会話が弾み、また乗りたいなと思うものでした。その日は僕たち以外にも家族連れで楽しんでいる方々や、会社の同僚、友達同士で楽しんでいる人たちもたくさん乗っており、とてもいい雰囲気に包まれていました。