屋形船で充足感を味わうよろこび
というタイトルで書き出しては見たものの、今からの屋形船を考えてみるよりは今の形の屋形船を残していた方が、将来の日本に伝統を残すために必要なことなのだ、と思い至りました。というのは、何もかもが日進月歩で進歩していく中、失われていった物の多さに時に呆然としてしまうことがあるからです。むしろ、時代を逆行するように、昔ながらの伝統芸能を披露するなどして、これからも古き良き日本を後々の世に伝えていってほしい物です。 何度か屋形船で宴会をする機会があった。まわりには鵜飼いの船が鮎を捕り、おいしい料理が次から次に運ばれてくる。ある意味、一隻に船は自分たちだけにプライベートな空間をかもし出し、まわりには静かに流れる河音が酒のつまみにには最高だ。いつもは部屋の中でエアコンの効いた空間で何不自由なく酒を飲み、けれど屋形船での宴席、トイレの不安も有りながら、都会生活では味わう事のできない空間と自然を思い出させてくれる。屋形船での宴会もくせになりそうだ。
屋形船は、日本の風景から絶対に消えて欲しくない歴史と風情の代表的な光景です。小さな旅路の中で、酒を酌み交わしたり、歌を歌ったり、それはたまに許された庶民の愉しみの方便なのです。わいわいがやがやでも良いし、外を見ながらのんびりゆっくりでも、それは、何をしても満たされた思いになれるのです。たまには、せわしなく忙殺されながちな日常を離れて、日本に生まれてよかったと実感できる時間を取り戻してみるのも良いのではないでしょうか。先日、知人に誘われて生まれて初めて屋形船に乗りました。初めて乗った屋形船はとても新鮮で、楽しい思い出になりました。屋形船にそれまで乗ったことがなかったので、あまりイメージがわかなかったのですが、船の中はとても楽しく、美味しい料理を食べながら会話が弾み、また乗りたいなと思うものでした。その日は僕たち以外にも家族連れで楽しんでいる方々や、会社の同僚、友達同士で楽しんでいる人たちもたくさん乗っており、とてもいい雰囲気に包まれていました。