屋形船で充足感を味わうよろこび
私は都内の下町の会社に勤める20代のサラリーマンです。今年の夏に,会社の暑気払いの幹事を任されたのですが,50歳代から20歳代までの幅広い社員層に満足してもらえる会場がなかなか見つかりませんでした。大学時代の友人に相談すると,「うちの会社では,隅田川の屋形船を借り切って,宴会をやったら大好評だったよ。」と教えてくれました。早速,屋形船の予約を入れて宴会を挙行しました。船内では,普段見られない川面からの都会の景色や,川魚料理などを堪能しました。以前にいた会社では社員の親睦会で何回か屋形船を利用する事がありました。普通に居酒屋に行って飲み会をするよりも、屋形船に乗るとなぜか居酒屋よりもコミュニケーションが増えるような気がします。後、屋形船は完全に仕事場の人間だけで利用するので、仕事の話を仕事場の人だけで盛り上がったり、ばか騒ぎしても船の上なのでほかの人に迷惑をかけることが少ないので本当に便利です。屋形船は本当に個人的な空間として楽しむことができる場所だと感じました。
屋形船は、日本の風景から絶対に消えて欲しくない歴史と風情の代表的な光景です。小さな旅路の中で、酒を酌み交わしたり、歌を歌ったり、それはたまに許された庶民の愉しみの方便なのです。わいわいがやがやでも良いし、外を見ながらのんびりゆっくりでも、それは、何をしても満たされた思いになれるのです。たまには、せわしなく忙殺されながちな日常を離れて、日本に生まれてよかったと実感できる時間を取り戻してみるのも良いのではないでしょうか。先日、知人に誘われて生まれて初めて屋形船に乗りました。初めて乗った屋形船はとても新鮮で、楽しい思い出になりました。屋形船にそれまで乗ったことがなかったので、あまりイメージがわかなかったのですが、船の中はとても楽しく、美味しい料理を食べながら会話が弾み、また乗りたいなと思うものでした。その日は僕たち以外にも家族連れで楽しんでいる方々や、会社の同僚、友達同士で楽しんでいる人たちもたくさん乗っており、とてもいい雰囲気に包まれていました。